私の不眠症体験記 (過去に不眠症に陥ったとき、どうやって解決したのか実体験をお話します)
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職場でのトラブルで不眠に


 学生から社会人になり、社会常識のイロハから勉強していた頃の話です。
 お茶の入れ方を教わり、お茶入れを一生懸命していたとき、
 上司から「お茶が不味い」と、信じられないくらい激しく叱られました(汗)。

「それなら自分でお茶を入れて飲んでください」

 などとはもちろん言うことができず、家に帰っても不愉快な気持ちが続いていました。
 すると、その日の夜は、興奮して眠れなくなってしまったのですね。

 眠ろうとしても上司の顔が頭に思い浮かび、怒りが再燃。
 この炎は、ちっとやそっとでは鎮火してくれそうにありません(汗)。
 明日も仕事があるのだから、早く寝なくてはならないことはわかっているのですが、
 感情が収まらなくなってしまい、眠れない地獄に突入してしまいました。

 この場合、とにかく気分を変えて、上司のことを頭から追い出さなくてはなりません。

「もう昼間のことは考えないぞ!」
 と、心に誓って、無心の境地になるべく努力しましたが……
 いくら昼間のことを考えないようにしたところで、そんなうまい具合にはいきません。
 いきなり悟りを開こうとしても無理なようです(汗)。
 まんじりともせず、布団の中で1時間、2時間が経過してきます……

 あせった私は、取りあえず音楽を聴いてみることにしました。

 好きな音楽を聴いていれば、ささくれだった感情も徐々にやわらぐでしょうし、
 1つのことに凝り固まっていた思考を、別の方向に逸らすこともできるのでは? と考えたのです。
 いつだったか本かなにかで、音楽は人の心に深い影響を及ぼすということを、聞きかじっていたのが功を奏しました。

 そこでアップテンポの曲は避け、なるべくリラックスできる落ち着いた曲を選んで聴いたのです。
 もちろん音量は低く設定し、耳障りにならないようにしました。

 これは結構、効果があり、だんだんと穏やかな気分になることができました。
 そして、いつしか眠ることができたのです。


 やさしい音楽を聴くと、人はやさしい心持ちになれるようですね。
 その後も、なにか感情が高ぶって眠れないことがあると、好きな音楽を聴くようにしました。

 ただ、歌詞付きの音楽だけは、寝るときには耳障りなので、聞かないようにしています。 

 実は、人間の脳は、歌詞を無意識の内に追いかけてしまうようにできているのですね。
 これから脳を休ませなくてはならないのに、脳に余計な作業をさせてしまっては、本末転倒です。

 あまりに興奮が強すぎると気休め程度にしかならないですが、
 なにか考え事をしてしまって眠れない! 感情が高ぶって眠れない!
 というときは、布団に入りながら、なにかリラックスできる音楽を聴くようにすると良いですよ。


 自分の好きな音楽を聴くのも良いですが、ストレス解消やリラックスするために効果のあるCDもあります。
 もしよろしければ、こちらをどうぞ。 

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発想法によって不眠に


 私は小説を書くのが趣味でして、夜はパソコンのキーボードに向かって、せっせと文章を打っています。
 あるころから、ホームページを作って、そこに小説をアップするようになりました。

 そうすると、だんだんと欲が出てきます。
 もっと、おもしろい小説を作りたい! もっと読者に受けたい! という欲求ですね。
 そこで、小説ハウツー本や発想法などを書いた本を読んで研究したのですが、
 その1つに、このようなことが書かれていたのです。

『人間はリラックスした状態の時、アイディアが閃きやすくなる。
 特に、入浴中や、トイレ、寝る前に布団に入った時などに、
 アイディアを授かるクリエーターが多い』

 なんと、そうだったのか、これはさっそくマネせねば!
 ということで、布団に入ったと時にあれこれと、小説のアイディアや構成を練ることにしました。

 しかし、この発想法には大きな落とし穴があったのです!
 
(よし、ここは、あーしよう)
(このシーンでは、こんな台詞を言わせよう)
(やっぱり美少女の登場は外せないよなぁ)
 などということを寝る前に考えていると、いつのまにか30分くらい時間が経っています。
 そして、まあ、いいや、今夜は、これくらいにして寝てしまおう、と思ったとき、恐ろしい事実に気が付きました。
 なんと、目が冴えてしまって眠れないのです!
 
 脳みそをフル回転させていたので、すっかり眠気がなくなっていたのですね(汗)。

 寝る前に考え事をしたり、精神に緊張を与えたりするのは眠りの大敵です。
 そんなことを知らなかった当時の私は、焦りまくりました。
 なぜか、眠くなくなってしまった! 大ピンチ! という状態で、眠りにつくまで苦労したモノです。

 その後も、何度かこの発想を行い、そのたびに眠れなくなることが多かったので、
 禁断の技として封印することにしました(汗)。

 寝る前になにか考え事して頭を使うのは、避けた方が賢明ですね。 

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誰かに悩みを話す


 不眠症になってしまった時の解決策として、私が経験上、一番良いと思うのは、
 誰かに眠れないという悩みを話すということです。

 『病は気から』と昔からよく言いますよね。
 不眠症になる最大の要因は、ストレスや悩みです。
 人間には野生動物として自然の中で暮らしていた名残で、外敵から身を守る防衛本能があります。
 眠っている間は、もっとも無防備で危険な状態ですよね。
 睡眠中に肉食獣などに襲われたらひとたまりもありません。
 そのため眠る場所は、常に安全でないといけなかったのです。
 そこで精神が緊張している場合には、それを危険の兆候ととらえて、
 眠らないように身体が調整されるようになりました。
 
 ところが、この防衛本能が現代になって仇になってしまっているわけです。
 ストレスを受けて精神が緊張していると、身体が、
 「今は危険な状態だ、眠ってはいけない!」 と感じてしまうのですね。 

 また、なにか悩みがあったりすると、ベットに入ってもそのことをついつい考えてしまって、眠れなくなります。
 頭が活発に動いている状態では、睡眠には入れないのです(涙)。
 
 さらに困ったことに不眠になってしまうと、今夜もまた眠れないのではという不安と、
 眠らなくてはならないというプレッシャーの板挟みになって、ますます眠れなくなります。

  
 これによって、不眠症がますますひどくなるという悪循環――
 恐怖の不眠スパイラルに突入してしまうのです。
 
 この不眠地獄から抜け出すためには、精神をリラックスさせ、安らぎを得なくてはなりません。
 そこで有効な方法が、誰かに眠れなくて辛い!という悩みを相談することです。

 私は不眠症に陥って追いつめられると、必ず家族に相談していました。
 家族には不眠症について詳しい者などいなかったので、良きアドバイスをもらったことなどなかったのですが、
「最近、眠れなくて困っているだぁ」
 と、うち明けるだけで、気分が楽になるのですね。
 すると案外、簡単に眠れるようになってしまいす。
 不眠の最大の要因はストレスなので、このストレスさえ緩和できれば、ずっと眠りやすくなるのです。

 もしあなたが不眠症に苦しんでおられるなら、1人で悩んでいないで、
 誰か信頼できる人に相談した方が良いですよ。
 この時、特にアドバイスをもらう必要はありません。
 誰かに苦しみをわかってもらったというだけで、心が軽くなり、不眠が解消に向かいます。

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