眠りについて (眠りの持つ効果、最適の睡眠時間など「眠り」についてお話します。)
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なぜ人は眠るの?


 なぜは人は眠るのか?
 それは、眠くなるからだ! そして、眠ると気持ちいいからだ!
 それ以外にぬぁあ〜〜い!
 と、ぜんぜん、答えになっていませんね(汗)。

 私たちは毎晩、当たり前のように眠っていますが、睡眠の目的とは何なのでしょうか?
 また、眠らないと、どんな悪影響が身体に出るのでしょうか?

 睡眠の最大の目的とは、身体と精神の疲労回復です。
 
 特に、大脳の休息が大きなウエイトを占めます。
 人間の脳は体重の2〜3%と、重さとしての比率は低いのですが、
 脳が使うエネルギーは身体全体の使うエネルギーの20%にも及びます。

 脳は、ひっきりなしに活動する大飯ぐらいの器官なのです。
 そのため、しっかり休ませてあげないと、働きが鈍くなっちゃうのですね。


 大脳の中でも昼間の消耗が激しい大脳皮質は特に休息を必要とします。
 この休息に最も効果的なのが眠りなのですね。

 眠りのもう1つの大きな役割は記憶の定着です。

 私たちは、昼間起きている間に、膨大な、そしてさまざまな情報を取り入れています。
 寝ている間に脳は、その情報を必要なものと不必要なものに分けて整理しているのです。

 苦しいことや辛いこと、悲しいことを体験しても、
 一晩眠ると、昨日より、その感情が和らいだりしていませんか?


 これは、その体験を脳が不必要なものとして、記憶の引き出しの奥にしまってくれるからです。

 また「寝る子は育つ」というのは昔から良く言われている諺です。
 実はコレ、本当のことなのですね。

 深い睡眠中には成長ホルモンが分泌され、子供の身体が成長します

 だから、小さな子供ほど、夜は早く寝るようにしなくてはいけません。
 大人の場合には、このホルモンが身体の組織の新陳代謝や再生をうながします。
 「夜更かしは美容の大敵」「寝不足だと肌がボロボロになる」
 という言葉を女性の間で良く聞きますが、これはそのためです。

 新しい細胞は、睡眠中に作られるのです。

 このように眠りは気持ちいいだけでなく、脳と身体にとって必要不可欠なものなのです。
 そのため不眠症になって睡眠時間が削られると、このような悪影響が出ます。

 快眠できないとこんなことが!?
●集中力の低下
●意欲の低下
●記憶・学習能力の低下
●運動能力の低下
●感情コントロール機能の低下
●免疫力の低下
●創造性の低下
●肌がボロボロになる

 これらの睡眠不足による能力の低下は、
 子供やお年寄りほど影響を受けやすいので、要注意です。

 勉強などに関して言えば、寝る間を惜しんで一夜漬けで勉強しても実際には身に付かず、
 すぐに記憶から消えてしまうことになります。
 またよく眠れなかった次の日は、当然ごとく、昼間眠くなってしまいますから、
 仕事や勉強に身が入らず大失敗してしまう恐れがあります(汗)。


 夜はしっかり眠るようにしましょう。


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睡眠の個人差


 結婚相手の彼が毎日、4時間くらいしか眠らない!
 もしかして、不眠症かしら? 大変だわ!

 ウチのお父さんは、毎日、4時間も寝れば十分だと言っている……
 こんなので、身体を壊さないのかな?

 と、ご家族の睡眠についてお悩みの方、いらっしゃいませんか?
 家族に3,4時間しか眠らない方がいたら、心配になってしまいますよね。

 でも実は、睡眠は非常に個人差の大きい生理現象なのです。

 本人に尋ねてみて、短い睡眠でも熟睡感とスッキリした目覚めが得られているというのなら、
 ぜんぜん問題はありません。
 「最適の睡眠時間は?」で、最適な睡眠時間は6時間半だと、
 言いましたが、これはすべての人の当てはまる絶対真理ではありません。


 4時間眠っただけ、満足満足♪ というショートスリパーと呼ばれる方たちがいます。
 ショートスリパーの中には5時間も寝ると、寝過ぎで頭がふらついてしまう人もいるそうです。
 このタイプの人に、もっと多く寝るように勧めるのは間違いです。
 不眠症ではなく、こういう体質なので特に問題ありません。

 ただ、ショートスリパーの脳波を調べてみると、NAP(ナップ)といって、日中まどろんでいる状態が現れます。
 そやって、無意識のうちに眠りの帳尻を合わせているのでしょう。
 3時間しか眠らなかったということで有名なナポレオンも、
 実は昼間にうつらうつらしていることが多かったそうです(笑)。

 逆に、8時間寝ないとダメ。6時間半なんてとんでもない!
 という長時間の睡眠を求めるロングスリーパーの方もいます。
 この方に対して、もっと睡眠時間を削るように言うのは間違いです。

 また、同じ環境で育った兄弟、姉妹であっても、
 ぐっすり眠るお子さんと、割と睡眠の浅いお子さんがいたりと、睡眠の様子は様々です。

 ご家族の中に不眠症が疑われる方がいた場合、実は、そういう体質なだけかもしれません。

 治療を考える前に、本人がツライと感じているか、よく話し合ってみましょうね。


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